実は知られてない『トトロの家(サツキとメイの家)』の謎

トトロの家こと「サツキとメイの家」には実は知られていない謎がたくさんあります。「なぜ草壁家は引っ越してきたのか。」「元々の家の持ち主は誰だったのか。」など。ストーリを基にその謎を考察していきます。

 

出典:サツキとメイの家のつくり方

トトロの家(サツキとメイの家)とは

映画「となりのトトロ」の中でサツキとメイの草壁一家が引っ越してくる家です。前の住民がいなくなった空き家でを掃除して草壁一家は住む事になります。

サツキとメイのお母さんの病気の療養のために、病院から近い病気療養のできる新居に引っ越してきた。

サツキとメイの家は見ることができる

愛知県の「愛・地球博記念公園」に「サツキとメイの家」にあります。愛・地球博の際に展示物として制作しそのまま残してあります。

愛・地球博記念公園ホームページ

2020年誕生予定のジブリパークの目玉となりそう

2020年にジブリパークの建設の話が出ています。「サツキとメイの家」はジブリパークの目玉になりそうです。

サツキとメイのお母さんの結核療養のための家

いろいろ調べてみるとお母さんの病気は、結核であると可能性が高いです。結核療養のための家です。

トトロの家(サツキとメイの家)の謎

サツキとメイの家がちょっとおかしな構造な謎

ミニチュアを見ていただくとわかりますが、「サツキとメイの家」の構造は和風建築の母屋に離れとして洋風部分を増築しています。病気の患者を隔離するための作りであると考えられます。

出典:さんけい みにちゅあーとキット スタジオジブリシリーズ となりのトトロ サツキとメイの家 1/150スケール ペーパークラフト MK07-01

なぜ草壁家は「サツキとメイの家」に引っ越しをしたのか

物語上は、お母さんのお見舞いをするためにお母さんの病院から近い場所に引っ越してきたと考えられます。七国山病院と「サツキとメイの家」は自電車で通える距離にあり、車がなくてもお見舞いに行ける距離にあります。

「サツキとメイの家」はお母さんと暮らすための家

となりのトトロの設定である昭和30年代は結核の特効薬のストレプトマイシンが投与されておりお母さんの病気は治ったと考えられます。病気療養には、栄養のあるものを食べるのが一番のため。メイとサツキの届けたとうもろこしのおかげかもしれません。また、映画のエンディングのシーンでもお母さんは退院しています。エンディングシーンでは、お母さんは家族でお風呂に入っています。「サツキとメイの家」はお母さんと家族が暮らすための家と考えられます。

「サツキとメイの家」にはなぜまっくろくろすけがいるのか

まっくろくろすけこと「ススワタリ」は煤(すす)の妖怪です。煤(すす)とは、薪を使って火を使ってころの煙が天井について出来た汚れのことです。昔ながらの古い家を掃除しないと出てくる妖怪です。古い家を掃除をしなかったのでまっくろくろすけが住み着いてしまったのです。カンタのおばあちゃんも作中でいってますが、掃除などをしていればそのうちいなくなってしまいます。

出典:となりのトトロ マックロクロスケでておいで 「まっくろくろすけ」が動き鳴きます

「サツキとメイの家」の家は誰の持ち物だったのか

カンタのおばあちゃんが「掃除をおけばよかった」と作中でいっているのでカンタの家で管理しているようです。実際の持ち主は不明です。この時代に洋風の建築をしていることからある程度の身分の人の家だったのではないのかと推測されます。お父さんが大学の教授なのでそのつながりで紹介されたのではないかと考えられます。「トトロの住む家」の中では、宮崎駿監督が散歩の中からインスピレーションを得たと読み取れます。

出典:トトロの住む家 増補改訂版

 

 

番外編

結核とBCG

「サツキとメイの家」を調べていてBCGについて知る機会がありました。知らない人もいるかもしれませんが、BCGは結核の予防です。

予防接種について、意外となんのための予防か知らずに受けていることもあります。正しい理解をすることが重要だなと思いました。

BCGは結核を予防するワクチンの通称であり、このワクチンを開発したフランスのパスツール研究所の研究者の名前を冠した菌:Bacille Calmette-Guerin(カルメットとゲランの菌)の頭文字をとったものです。

出典:結核とBCGワクチンに関するQ&A|厚生労働省

 

書籍:サツキとメイの家の作り方

出典:サツキとメイの家のつくり方

愛・地球博で「サツキとメイの家」は展示されました。変わった作りの「サツキとメイの家」を作るのは大変だったようです。となりのトトロでお馴染みのあの家を、二次元から再現した経緯と各部の「図面」を知ることができます。また、「サツキとメイの家」が大工さんや左官さんの力を結集して出来ていることを知り感動します。